CONCEPT草莽工房のコンセプト
人の手によって作られた物を通して、
生きる事の喜びや悲しみ、
繰り返されるいとなみの
美しさに出会いたい。
産業の近代化が進展する以前の、生活で使う道具の全てが一点々々人の手によって作られた時代には、修理、修繕を繰り返しながら使っていくことが当り前でした。 作り手の方も長く使われることを前提として自分の持てる力を発揮しました。機械ではない身体性をもった人間の物作りに込める思い、素材を通しての自然への敬意、作られ使われた物の持つ質実な美しさ。それらへの気付きは大量生産、大量廃棄へのささやかな抵抗であり、又あらゆるものが人工化していく時代へのアンチテーゼでもあります。